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最後は燃え尽きる… けなげ「はやぶさ君」に共感広がる(産経新聞)

 太陽系のいにしえの姿を求めて7年、60億キロの宇宙の旅を続け、13日に地球へ帰還予定の宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ」に共感の輪が広がっている。幾多のトラブルを乗り越え、最後は燃え尽きる姿に「元気づけられた」「失われた日本人の美徳を見た」との声が絶えず、映画や帰還イベントは盛況。「はやぶさ君」というキャラクターも生まれ、単なる「機械」を超え、人格を持った存在になりつつある。

 東京・丸の内にあるJAXAのPRルーム。帰還前日の12日、はやぶさコーナーには家族連れらが訪れ、備えつけのノートにメッセージをつづっていた。

 《はやぶさ君お帰りなさい。君に出会ったおかげで私の人生が変わりました》

 《みんなが君のことを待っています。カプセルに何も入っていなくても、戻ってきてくれただけで金メダル100個です》

 打ち上げ時からのファンというさいたま市大宮区の会社員、松山和馬さん(26)は「ついに帰ってくる。7年間、長かったです」と感慨深げに話した。

 はやぶさは平成15年5月9日、鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられた。17年11月に地球と火星の間にある小惑星「イトカワ」へ着陸、岩石試料の採取に挑んだ。3年前から地球へ向け航行を始め、13日に豪州の砂漠へ回収カプセルを投下、機体は大気圏で燃え尽きる。

 人気にひと役買ったのは、JAXAの未踏技術研究センター研究員、小野瀬直美さん(38)と会津大学の奥平恭子准教授(37)が描いたキャラクター「はやぶさ君」。エンジン4基のうち3基が故障した上、姿勢を制御する装置3台のうち2台が故障。地球との通信が7週間途絶えながら乗り越えていく姿を描いた「はやぶさ君の冒険日誌」がJAXAのホームページ(HP)に掲載され、人気を博した。

 小野瀬さんは「ここまで人気者になってうれしいし、驚いています。今は無事帰ってきてほしい気持ちと、燃え尽きてしまう寂しさと、両方ですね」。

 動画サイトでは、はやぶさをテーマにした個人制作のアニメや楽曲が投稿され、JAXAのミニブログ「ツイッター」の登録読者は3万5千超。JAXAがHPで「応援メッセージ」を募ったところ、4月15日から12日までに1900件が寄せられた。軌跡を全編CGで描いた映画は全国の科学館で上映延長が相次ぎ、帰還祝賀イベントも仙台市や神奈川県など各地で開かれた。

 福井市の老舗酒造会社は「はやぶさ迎え酒」(720ミリリットル入り2本セットで5250円)をネット販売し、同社の田島孝太郎さん(26)は「ほぼ完売で購入者の半分以上は40〜50代の男性。かつての技術立国・日本の姿と重ね合わせ、熱い気持ちになっているようです」。

 “はやぶさ現象”ともいえる人気を、宇宙開発を人文・社会科学の視点から研究してきた京都大学の木下冨雄名誉教授(社会心理学)は「日本人は工場のラインのロボットにあだ名をつけて仲間意識を抱くという世界でも珍しい国民。そうした下地に加え、苦労を乗り越え最後は燃え尽きるけなげな姿が、リストラなど経済不況に負けず頑張る日本人の琴線に触れたのではないか」と分析する。

 ■JAXAのホームページに寄せられた応援メッセージ

 《動画で見て涙があふれてきました。満身創痍(そうい)で帰ってくるはやぶさ、最後はミッションを果たし桜と散るその運命ですが、最後まで全力でがんばって》

 《日本があらゆることに自信を失いつつある今、「はやぶさ」帰還が成功裏に終わることで、まだまだ日本の技術や魂は強固に存在し、継続していることを示すことにもなります》

 《はやぶさはずっと頑張ってたのに自分は全く成長していないのがなんとも…》

 《私ははやぶさ君が生まれた年に肝臓移植を受けました。私が生まれ変わってから7年間はいろんな合併症に悩まされ、はやぶさ君と同様に満身創痍でした。でも現在健康を取り戻して元気に生活しています。はやぶさ君も無事地球に帰ってきてください》

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民主岩手県連大会、小沢氏は欠席の方向(読売新聞)

 民主党岩手県連の佐々木順一幹事長は2日、盛岡市菜園の県連事務所で急きょ開いた記者会見で、小沢幹事長の辞任について「ただただ残念の極み。まさに筆舌に尽くしがたい苦渋の決断と言える」とのコメントを読み上げた。

 ただ、小沢氏については、「余人に代え難い方なので(政権の中心で)力量を発揮してほしい」と、引き続き要職に就くことへの期待感を示した。

 佐々木氏は、4日の県連定期大会は予定通り実施する方針を示した。小沢氏が来るかどうかについては「この時点で確かなことは言えない」と説明した。ただ、小沢氏周辺は2日、県連関係者に「欠席の方向になりそうだ」と伝えた。

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元船長、傷害罪を否認=シーシェパード捕鯨妨害初公判―東京地裁(時事通信)

 反捕鯨団体シー・シェパード(SS)による調査捕鯨船妨害事件で、傷害や威力業務妨害などの罪に問われたSSの小型高速船元船長でニュージーランド国籍のピーター・ベスーン被告(45)の初公判が27日、東京地裁(多和田隆史裁判長)であった。ベスーン被告は、酪酸入りの瓶で船員にけがを負わせたとされる傷害罪について、「いかなる人も傷つける意図はなかった」と否認した。
 ほかの四つの罪については起訴内容を認めた上で、威力業務妨害罪について「背景にはいろいろな事情があり、これからの審理で明らかにしたい」と述べた。
 ベスーン被告は2月15日に南極海を航行していた日本の調査捕鯨船「第2昭南丸」に侵入。3月12日に同船が東京港に入港した際に逮捕された。
 起訴状によると、ベスーン被告は2月11日、第2昭南丸に向けて酪酸入りのガラス瓶を発射。酪酸を飛散させて甲板上にいた乗組員に軽傷を負わせ、同船の業務を妨害したなどとされる。 

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重要文化財に「杉本家住宅」など 新たに8件指定(産経新聞)

 文化審議会(西原鈴子会長)は16日、京都市内に残る伝統的な町家建築「杉本家住宅」と有明海干拓地に築かれた総延長5.2キロの堤防と樋門(ひもん)「旧玉名(たまな)干拓施設」など8件を新たに重要文化財に指定するよう、川端達夫文部科学相に答申した。これで建造物の重文は2367件となる。

               ◇

 重文などを答申されたのは以下の通り。かっこ内は所在地など。

 【重要文化財】旧木下家住宅1棟(福井県勝山市)▽旧賓日館本館など3棟(三重県伊勢市)▽清流亭主屋(おもや)など3棟と土地(京都市)▽杉本家住宅主屋など4棟と土地(京都市)▽名草神社本殿など2棟(兵庫県養父(やぶ)市)▽琴ノ浦温山荘主屋など3棟(和歌山県海南市)▽旧西村家住宅1棟と土地(和歌山県新宮市)▽旧玉名干拓施設末広開潮受(すえひろびらきしおうけ)堤防など7カ所(熊本県玉名市)

 【重要伝統的建造物群保存地区】桜川(さくらがわ)市真壁(まかべ)伝統的建造物群保存地区(茨城県桜川市)

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マツダ「アクセラ」などリコール オイルが漏れる恐れ(産経新聞)

 マツダは15日、普通乗用車「アクセラ」計3万5181台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。エンジンの冷却装置の形状が不適切なため、オートマチックトランスミッションのオイルが漏れる恐れがある。対象は平成18年1月〜21年3月に生産されたAT車。

 ホンダも同日、ブレーキランプが点灯しなくなる恐れがあるとして、19年12月〜今年3月に生産されたオートバイ「CB400 SUPER FOUR」など2車種計1万1826台のリコールを届け出た。

 いずれも事故は報告されていない。

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鳩山首相、核サミット参加へ米国に出発(産経新聞)

 鳩山由紀夫首相は12日昼、米ワシントンで開かれる核安全保障サミット(12〜13日)に出席するため、政府専用機で羽田空港を出発する。サミットでは「核なき世界」を目指すオバマ米大統領を支持する姿勢をアピールし、唯一の被爆国の立場から核保有国からテロ組織への核物質流出防止の技術的な協力を主張する方針だ。

 首相は滞在中、12日夜(日本時間13日午前)の晩餐(ばんさん)会で隣席となるオバマ大統領と非公式に会談し、米軍普天間飛行場の移設問題について5月末までに決着させる日本政府の方針に理解を求める意向だ。12日午後(同)には中国の胡錦濤国家主席との会談も予定されており、14日夜に帰国する。

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